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投資情報サイト東京IPO TactiXコラム

第6回「TactiX JPモルガン編」
皆さん、こんにちは。鰊です。
すっかり寒さも和らいで、ゴルフ場の予約も難しくなってきました。
基本的にGDO経由で予約するもので、東京近郊の場合は早朝スタートしか空きが
ありません。栃木まで行けば何とかなるんですが、ちょっと遠い…。
さて、2008年も3月に入りましたが、聞こえてくる声は「本当に外国人が減った…」
今まで、外国人投資家が国内投資家の動向を気にすることなんてなかったのに、逆の現象も起こりつつあるとか。まあ、外資系証券会社の雇用動向を見ていればここ数年で一番厳しい状況であるのは間違いないでしょう。
証券会社は取引量が増えるほど手数料+α(利ザヤとか)の収入が確保できますが、減少すると目も当てられない状況になるわけで。バイサイドも資産が減ると、信託報酬が減るわ、解約が続くわで厳しいです。なかなか底値で拾おうにも自由になるお金は限られているし。
まあ、暗い話はその程度にして、今日はTactiXの情報をリアルタイムでお伝えします。
大量保有報告書には若干のタイムラグがあることはお伝えしましたが、それでも銘柄を選ぶうえで非常に参考になります。まず、どんな銘柄が取引されているのか把握し、買いや売りを判断するのはその後です。
例えば2月のJPモルガンの動きを見ていると、新規の大量保有報告で目立つのは4822ハドソン、9697カプコンのゲーム銘柄。この二つは昨年も吹き上げる局面がありましたし、外資系証券会社の推奨もあり、機関投資家の注目度は高かったはず。よって、新規に5%買ったというよりもポートのウェイトを積み上げたのでしょう。
さらに8022ミズノ、7867タカラトミー、3789ソネットエンタテイメントの新規保有が出てます。
9650テクモは2/6、2/21と提出しており、2月はずっと買い増しているようです。
一方で、2681ゲオ、7550ゼンショー、4357ラ・パルレ、4848フルキャストの保有株数が減少しています。となると、2月のJPモルガンには内需関連株のリバランス+国内エンターテイメントのオーバーウェイトの動きがあったということでしょう。
銘柄ピックではなく、テーマを決め打ちした買い。こういった動きは短期で終わることはないと思います。他の機関投資家が追随するかどうかはともかくとして、JPモルガン簡単に売りに回ることはなさそうです。
じゃあ、簡単にその銘柄を買えば良いのか?
これは至上命題ですが、難しいのもまた事実です。
全ては検証してませんがカプコン、ハドソン、ミズノについては2/21が提出日で2/22の寄付で買えばその日の内に利益は出てます。
ただ、機関投資家の参加によって流動性が増えているので、一般的には値幅が大きくなる傾向もあります。短期筋の参加でしこりが出来てしまうので、下げるときは大きく下げます。
一週間というタームで見れば下値がしっかりした銘柄に見えるのですが、短期保有のつもりだとちょっと精神的に耐えられない下げ方をします。もともと他力本願の買いなので当然ですね。
JPモルガンの保有報告を見ていると、あくまで運用側中心の報告であり、報告によって情報が公開されるのを恐れているとは思いません。保有報告と同時に売りに転じるという懸念はあまり考えなくても良いでしょう。
それでも、たまたま目についた銘柄をJPモルガンも買っているからと言って狙うのは危険です。
せめてそれぞれの機関投資家の傾向、マーケットの情報を整理するくらいの作業は必要です。
これから面白そうなのは、上記の国内エンターテイメント、7456松田産業、28日に保有減少を提出した9880イノテックでしょうか。
米株の影響で週明けは大きく下げて始まりそうですし、日本株も短期的に天井打ったところで投げが先行する可能性があります。テクニカル的には、順張りトレンドの調整局面といったところでしょうか。
某運用会社日本株トレーダー 鰊

第1回 TactiXって?
第2回 そもそも大量保有報告書って何?
第3回 大量保有報告書を提出する機関投資家の分類
第4回 TactiXで買いのタイミングを計れるのか?
第5回 TactiXの使い方、空売り編 |
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